「高段者レベルの詰碁を100問連続で解くだけであれば、『2度読み2手読み』で何とか対応できます。しかし、毎日130問連続で解こうとすると、ミスを連発するようになるのです。」

「高段者問題を、毎日130問連続で解くのは禁断の領域で、脳がミスが起こるような反応をするということなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。100問連続で解くのは禁断の領域に足をいれたのかもという感じなのですが、130問連続になると間違いなく禁断の領域に入ったのだという感じがします。」

「と言いますと?」と町会長。

「PCに表示される碁盤がモワモワ動いているように見えたり、脳の処理スピードが異常に早くなったり、異常に遅くなったり、記憶が不安定になったり、心臓に圧迫感を感じたりします。」

「そんなことが起こるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。英作文.netの『基礎文型を使った英作文1』でも、似たようなことが息子に起きました。」

「『基礎文型を使った英作文1』でも似たようなことが起きるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。息子が100問連続正解用のカウンターをプログラミングしたとき、『基礎文型を使った英作文1』や『基礎文型を使った英作文1』と検定試験の問題を交互に使ったときに問題が起きないかどうかチェックしていたのですが、チェックが終らないのです。」

「『基礎文型を使った英作文1』が100問連続で正解できなかったということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。70問あたりで必ずミスをするのです。」

「70問あたりで脳が異常な反応を示すということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。『基礎文型を使った英作文1』の場合、詰碁の高段者問題と同じように、70問あたりで脳が経絡的に緩むので、普段、絶対しないようなミスを繰り返してしまうようなのです。」

「それは驚きですね」と町会長。

「息子が100問連続で正解できないとカウンターが出来上がらないので、高段者問題を100問連続で解くときと同じだなと思い、やり方を教えたら何とかなりました。」

「それでは、『基礎文型を使った英作文1』でも小脳が緩むのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。脳が少し緩むようになって気がついたのですが、詰碁は視覚野を通して情報が小脳に伝えられ、英作文は言語野を通して小脳に情報が伝えられるのです。」

「しかし、詰碁の高段者問題は難しいですが、『基礎文型を使った英作文1』は中学生ができる問題ですよね」と町会長。

「小脳にとっては、『基礎文型を使った英作文1』は詰碁の高段者問題と同じくらいの負担があるのかも知れません。」

「と言いますと?」

「中国人のプロの棋士のように小学校の時から囲碁の専門学校で勉強していれば、仲邑菫2段のように、小学生のうちに詰碁の高段者問題が解けるようになると思います。」

「英作文の場合は、日本語という言語が幼児期から訓練されているので、『基礎文型を使った英作文1』が詰碁の高段者問題よりやさしく感じられるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2021/12/31

<水道後記96>
母屋の北東の角に設置した複合継ぎ手に組み込まれた2つの水栓の複合継ぎ手からは水漏れしていなかったのだが、水栓の複合継ぎ手に使ったシールを使うネジ接続には問題があると思った。TBCのインコアをポリエチレンに打ち込んで八角ボルトで締める方式と比べるとあまりに弱い。

漏水が始まった数年前、『水漏れは塩ビ管からしているのか、それとも、塩ビ管を接続するための接着剤からしているのか』疑問に思ったことがあった。ウェブで調べてみたが、塩ビ管の耐久年数もエスロンの耐久年数も分からなかった。もしかしたら、敗戦後の混乱の中で塩ビ管や接着剤のエスロンが普及してしまったのだろうと想像した。

接着剤で耐水性があり、耐久年数が長いものを調べた時、エポキシ系接着剤を発見した。エスロンは、塩ビ管がプラスティックを食べる細菌で劣化するのと同時に劣化していくと推定されるが、接着時に2液を混合するエポキシ系接着剤は年数が経つに従って強度が高まり、100年経っても劣化しないと推定される。『水道管の接着はこれしかない。実際に使われないのは使い勝手が悪いからだ』と思っていた。

ちなみに、ポリエチレン管は耐細菌性があるため100年経っても使えると推定されているようだ。<続く>

2024/12/17